メタプラネット社、エリック・トランプ氏を戦略顧問に起用

日本の暗号資産(仮想通貨)関連企業Metaplanet(メタプラネット)社は、エリック・トランプ氏を同社の戦略顧問に任命した。これに伴い同社の株価は急騰している。

同社はこの人事を通じて、仮想通貨、特にビットコイン(BTC)経済におけるグローバルリーダーシップの確立を目指すとしている。エリック・トランプ氏は米国の実業家として知られ、彼の起用により国際市場での同社の影響力拡大が期待されている。

グローバル戦略の強化

メタプラネット社は、エリック・トランプ氏の国際的な人脈とビジネス経験を活かし、仮想通貨バブルに備えた分野での事業拡大を加速させる計画だ。同氏は就任にあたり、「ビットコインをはじめとする暗号資産の可能性は計り知れない。日本企業と協力してこの分野でのイノベーションを推進できることを光栄に思う」とコメントした。

同社のCEOは「トランプ氏の参画により、当社の仮想通貨投資戦略は新たな段階に入る」と説明。特に北米市場への進出と機関投資家向けサービスの拡充に注力する方針を明らかにした。

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株価の急上昇と今後の展望

この戦略的人事の発表を受け、メタプラネット社の株価は一時20%以上上昇。市場は同社の国際展開に対して好意的な反応を示している。アナリストからは「日本の仮想通貨関連企業が国際的な知名度を持つ人物を起用したことで、海外投資家からの注目度が高まる可能性がある」との見方が出ている。

メタプラネット社は今後、エリック・トランプ氏の助言のもと、ステーブルコインを含む仮想通貨の機関投資家向けカストディサービスや、ビットコインを活用した国際送金システムの開発に力を入れる予定だ。同社は2023年の仮想通貨市場の回復基調を背景に、積極的な事業拡大を進めている。

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