メタプラネット、696BTC追加購入で総保有量4046BTCに到達

東京を拠点とするビットコイントレジャリー企業メタプラネットは1日、過去に売却した現金担保プットオプションの収益を活用し、新たに696ビットコイン(BTC)を追加購入したことを発表した

これにより、同社のビットコイン総保有量は4046BTCに到達した。

メタプラネットが進化させる暗号資産(仮想通貨)戦略は、単なるコスト削減を超え、企業のリスク管理やガバナンスの変革、市場評価への新たな影響を示唆する。

この動きは資産増加にとどまらず、ビットコインを企業運営の基盤と位置づけ、柔軟かつ強固なリスク管理を追求する姿勢を反映している。

メタプラネットはビットコインを活用して透明性を高め、株主や関係者との信頼関係を強化する。

さらに、これらの取り組みが市場評価に広範な影響を及ぼし、株価や投資家の信頼に変動を与えると予想される。

ビットコインを資産に組み込むことで、メタプラネットは金融市場での影響力を拡大し、長期的な成長戦略とビジネスモデルの革新を目指す。

同社のビットコイン収入創出事業ラインを通じて実行されたこの購入では、平均取得額が1BTCあたり1294万3181円(約8万6700ドル)、総投資額が523億6800万円に上った。

メタプラネットの2025年第1四半期ビットコイン収入戦略

2025年第1四半期、メタプラネットは現金担保のビットコイン・プットオプション販売という構造化戦略を継続。

オプション取引で7億7035万円の営業収益を上げ、これは50.26BTCに相当する。

これにより645.74BTCを取得し、四半期中の保有量が696BTC増加。93億8600万円を担保に投入し、現物購入額以上のビットコインを獲得した。

名目帳簿価格は1BTCあたり1458万6230円だが、実質取得価格は1BTCあたり1347万9404円となり、市場価格を下回る取得を実現した。

ビットコイン利回りを指標としたメタプラネットの資本運用戦略

メタプラネットはBTC利回りを指標に資本運用戦略を展開。

すべての潜在的な株式が発行された場合の総株式数に対して、ビットコインの保有量がどれだけ増えたかを計算し、その結果をもとにビットコインの購入戦略が株主にとってどれだけの価値を生み出しているかを判断する。

2024年7~9月期のBTC利回りは41.7%、10~12月期は309.8%に急上昇。2025年第1四半期には95.6%に達し、ビットコイン準備金の拡大を反映した。

メタプラネットの戦略的ビジョンとビットコイン取得目標

メタプラネットは米ストラテジー社に着想を得て、ビットコイン関連企業としての地位を確立。2024年4月にビットコイン取得を開始し、2025年末までに1万BTCの準備金構築を目標に掲げる。

日本における通貨変動や国家債務増大といった経済的課題へのヘッジと位置づけ、法定通貨の安定性より人気の仮想通貨を長期間保有することに重点を置く。

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