ビットコイン(BTC)は21日、ETF承認後の機関投資家の資金流入が継続する中、一時11.2万ドル(約1,737万円)を突破し、過去最高値を更新した。
米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待も重なり、暗号資産(仮想通貨)市場全体が活況を呈している。 こうした市場環境の中、アルトコイン市場にも投資資金が流入。
時価総額上位の銘柄から新興トークンまで、幅広い銘柄に投資機会が生まれている。
独自のプルーフ・オブ・ヒストリー(PoH)で注目を集めるソラナ(SOL)が、この1年で156%の価格上昇を記録。現在の取引価格は237ドル(約3.7万円)と、強い上昇トレンドを維持している。
時価総額は1,152億ドル(約17.8兆円)に達し、24時間の取引高は185億ドル(約2.9兆円)を超える。
Deutsche Bank社デジタル資産アナリストは「イーサリアムに次ぐ基軸プラットフォームへの成長が期待される」と分析。
非代替性トークン(NFT)や分散型金融(DeFi)プロジェクトの急増で、エコシステムは着実に拡大を続けている。
peer-review方式での開発で知られるカルダノ(ADA)は、過去1年で90%の価格上昇を達成。現在の取引価格は0.99ドル(約153円)で、時価総額347億ドル(約5.4兆円)を誇る。
Morgan Stanley社仮想通貨戦略アナリストは「実用性と社会貢献を両立する稀有な存在」と評価。特にアフリカでの金融包摂プロジェクトが本格始動し、新興国での採用拡大に期待が集まる。
総供給量は約450億ADAで、そのうち約78%がすでに流通している点も、価格上昇を後押しする要因として注目されている。
実体経済とブロックチェーンを繋ぐチェーンリンク(LINK)は、1年間で54%の上昇を記録。
現在の取引価格は24.1ドル(約3,700円)で、時価総額153億ドル(約2.4兆円)を維持している。24時間取引高は24.9億ドル(約386億円)と活発な取引が続く。
JPMorgan社ブロックチェーン開発責任者は「トラディショナルファイナンスのDeFi参入を加速させる」との見方を示した。特に大手金融機関との提携拡大が続いており、実需に基づく価格上昇が期待される。
サブネット技術で企業のブロックチェーン活用を支援するアバランチ(AVAX)は、過去1年で5.9%の上昇。現在35.1ドル(約5,400円)で取引されており、時価総額は144億ドル(約2.2兆円)に達する。
Goldman Sachs社ブロックチェーンアナリストは「企業のWeb3戦略に不可欠なインフラストラクチャーとなる」と指摘。
特に金融機関向けのカスタマイズ可能なブロックチェーン環境の提供が、競合との差別化要因として評価されている。
新たな投資手法を提案するMeme Index(MEMEX)が登場。イーサリアム(ETH)ネットワーク上で展開される本プロジェクトは、Meme Titan Index、Moonshot Index、Midcap Index、Frenzy Indexの4つの異なるインデックスを提供。
ドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)、ぺぺコイン(PEPE)といった主要ミームコインへの分散投資を可能にする。
AJ5社投資戦略アナリストは「1,200億ドル規模のミームコイン市場において、個人投資家のリスク分散ニーズに応える画期的なソリューション」と評価を示した。
仮想通貨プレセールは好調で、開始から24時間以内に250万ドルの調達を達成する見込み。MEMEXトークン保有者には、プラットフォームの意思決定に参加できる投票権や、最大966%のAPYが期待できるステーキング報酬が提供される。