14日、暗号資産(仮想通貨)取引所大手のバイナンス(Binance)で、約13.5億円相当のぺぺコイン(PEPE)の大規模な引き出しが確認された。
データ分析プラットフォームSpot On Chainによれば、この取引は過去27時間以内に発生した2度目の大規模な取引であり、特に注目されている。
同じ投資家は以前、約18.5億円相当の1兆820億PEPEコインを、平均価格0.00001773ドル(約0.0028円)で購入したという。その後、購入した1.5兆PEPEコインは3つの異なるブロックチェーンウォレットに分散され、これは大口投資家による戦略的な資産運用の一環として見なされている。
この大規模取引の後、PEPEコインの価格は過去24時間で11%以上上昇し、0.00001721ドル(約0.0027円)に達した。先週の下落から顕著に回復しており、市場での期待が高まっている。
また、ミームコイン市場全体が活気づく中、PEPEコインの上昇は、ビットコインが97,339ドル(約1536万円)に達した影響もありそうだ。
今回の大規模取引は、バイナンス・ジャパンがPEPEコインの新規上場を発表した直後に発生している。PEPEコインは、2023年4月に匿名の開発者グループによって誕生したもので、インターネットミーム「ペペ・ザ・フロッグ」にインスパイアを受けた暗号資産だ。
ミームコイン市場に新たなスターが現れた。それが、Wall Street Pepe(WEPE)だ。
WEPEはわずか45日で4500万ドル(約71億円)の資金調達を実現し、1日あたり約130万ドル(約2億500万円)を集め続けている。WEPEの最大の特徴は、ただのミームコインではないという点にある。具体的には、小規模トレーダー向けの取引シグナルや戦略の提供、最大28%のステーキング報酬といった実用的な価値提案を行っている。
現在、WEPEは0.00036645ドル(約0.058円)で取引されており、Tier-1取引所への上場も間近との見方が広がっている。