
東京証券取引所に上場している日本企業のRemixpointは、自社のバランスシートを用いて新たに340万ドル相当のビットコイン(BTC)を購入しました。
暗号資産に積極的な同社は、自動車および電力取引を手がけており、かつて暗号資産取引所BITPointの親会社でもありましたが、2023年に大手証券会社SBIに同取引所を売却しています。
Remixpointが5月14日に公式ウェブサイトで公開したIR資料および日本の仮想通貨メディアCoinPostの報道によれば、同社は5月13日にビットコインに5億円を投じ、1BTCあたり約1,523万円(104,506ドル)で購入したとされています。
今回の購入により、BTC 32.83が追加され、同社のビットコイン保有量は合計でBTC 648.82となりました。
5月14日時点でのRemixpointのBTCポートフォリオの帳簿価額は約81.9億円(5,620万ドル)、時価評価額は約99.1億円(6,800万ドル)となっています。
🛒 Tokyo-listed investment firm @Metaplanet_JP has expanded its Bitcoin treasury, acquiring an additional 1,241 BTC for 18.4 billion yen.#Metaplanet #Bitcoinhttps://t.co/2HBMW7ah2E
— Cryptonews.com (@cryptonews) May 12, 2025
昨年、同社はSolana(SOL)、Dogecoin(DOGE)、XRP、Avalanche(AVAX)の購入を発表しましたが、直近の暗号資産保有状況の報告ではAVAXへの言及がなく、すでに売却されたかどうかは不明です。
発表によれば、Remixpointは以下の暗号資産を保有しています:
これらの暗号資産の合計保有額は、5月13日時点で111億円超(7,600万ドル)にのぼります。
BITPointの売却後も、Remixpointは暗号資産関連の事業展開を継続しています。同社が暗号資産の購入を本格的に始めたのは2024年です。
さらに今月初めには、Remixpointが「Omakase」との提携を通じて、暗号資産のステーキングおよびバリデータ業務に参入する計画を発表しました。
Omakaseは、少なくとも20のブロックチェーンプロトコル上でノード運用の実績を持つバリデータであり、今回の提携によりRemixpointに対して技術支援を提供します。
Omakaseはまた、運用監視およびリスク管理サービスも提供する予定です。
日本企業によるビットコイン購入熱は衰える気配を見せていません。ビットコインへの積極姿勢で知られるMetaplanetは、今月に入りBTC保有量をさらに増加させました。
また、東京証券取引所に上場しているゲーム企業EnishやGumiも、ここ数週間で野心的なビットコイン購入戦略を展開しています。
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