WLFI創設者、CZと世界的な暗号資産普及基準について協議

ドナルド・トランプ氏とその長男、次男が支援する暗号資産プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」の創設者たちが、日曜日にアブダビでバイナンス創設者兼元CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏と会談しました。

WLFIはXに投稿し、ザック・ウィトコフ氏、ザック・フォークマン氏、チェイス・ヘロ氏の3名が、CZ氏と暗号資産拡大に向けた話し合いを行ったことを明らかにしました。

World Liberty Financial、暗号資産普及を次の段階へ

協議では、「世界的な普及拡大、新たな基準の策定、そして暗号資産を次のレベルへ押し上げること」について話し合われたとのことです。

WLFIはXにて「これは始まりに過ぎない」と投稿し、WLFI創設者の一人であるザック・ウィトコフ氏も「暗号資産の未来は、傍観者ではなく、築き上げる者たちのものだ」と述べました。

この会合は、WLFIがパキスタンの暗号資産協議会と、パキスタンにおけるブロックチェーン、DeFi、ステーブルコインの普及促進に向けた基本合意書(LOI)を締結した同日に行われました。

今回の会談の即時的な影響は明確ではないものの、新市場開拓を目指すプロジェクト戦略の一環とみられます。

会談時、CZ氏はバイナンスのTシャツを着用しており、X上で「一部の伝統的メディアはこれについてネガティブな記事を作ろうとするだろうが、私たちは構わず構築を続ける」とコメントしました。

機関投資家がWLFIに注目、拡大へ

最近、暗号資産マーケットメーカー兼Web3投資会社のDWF Labsは、WLFIトークンに2,500万ドルを投資したことを発表しました。この購入は、DWFが米国市場への進出を進める中で行われたものであり、ニューヨーク市にオフィスを設立する一環となっています。

さらに、World Liberty Financialは、ステーブルコインプロジェクト「USD1」の流動性と利用促進にも注力しています。先月、同プロジェクトは、1:1で米ドルと交換可能な、機関投資家向けのステーブルコインの立ち上げを発表しました。

このUSD1は、デジタルカストディアン企業BitGoによって管理されており、WLFIが規制されたドル連動型デジタル資産を確立するための取り組みの一環となっています。

USD1トークンの発表直後、CZ氏はユーザーに対し詐欺に注意を促し、このステーブルコインはまだ取引可能ではないと警告しました。

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