アルトコイン、ソラナ初のL2ソリューション「Solaxy」が約33億円調達

仮想通貨ソラナ(SOL)初のレイヤー2スケーリングソリューション「Solaxy(SOLX)」は12日、プレセールで2,200万ドル(約33億円)以上の資金を調達したと発表した。

Solaxyはオフチェーン計算によって取引速度を向上させ、コスト削減を目指す。ソラナのエコシステムに特化した独自のアプローチで注目を集めている。

ネットワーク混雑問題の解決を目指す

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Solaxyは、ソラナブロックチェーン上に構築されたレイヤー2ネットワークとして機能する。オフチェーンで取引を処理した後、バンドル化してメインネットに戻す仕組みだ。

ソラナは理論上、1秒あたり最大65,000件のトランザクションを処理できる。しかし、ミームコインのローンチ時などの混雑時には、速度低下やトランザクションの失敗が頻発している。Solaxyのチームはこれらの問題を解消し、より効率的な取引環境の提供を目指す。

さらにSolaxyのモジュラーインフラは、開発者がパフォーマンスを損なうことなくカスタマイズ可能なdApp(分散型アプリ)を構築できる仕組みを提供する。また、ソラナとイーサリアムをブリッジする機能も備えている。

SOLXトークンの特徴と今後の展開

SolaxyのネイティブトークンであるSOLXは、プレセールで1トークンあたり0.001642ドルで提供されている。SOLXの保有者は、推定年間利回り179%のステーキングプログラムに参加できる。ただし、参加者数の増加に応じて利回りは調整される予定。

プレセール終了後、SOLXはDEX(分散型取引所)に上場予定され、供給量の10%が流動性の確保に充てられる。残りの供給量は、マーケティング、ステーキング報酬、ネットワーク開発、財務管理に使用される。

セキュリティと将来性

Solaxyは、SolidProofによるスマートコントラクトの監査を完了し、セキュリティ面での信頼性を確保している。VanEckの予測によると、ソラナのスマートコントラクト市場におけるシェアは2025年末までに15%から22%に拡大すると見られている。

しかしSolaxyは始まったばかりのプロジェクトであり、実際のパフォーマンスと普及が今後の課題となる。開発者チームはSolaxyの実用性を証明し、ユーザーや開発者を引きつける必要がある。

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