仮想通貨LIBRAの買い方や購入方法、投資すべきかを徹底解説

仮想通貨市場が大きく変動する中、アルゼンチンのミームコイン「LIBRA(リブラ)」が注目を集めています。しかし、多くの投資家や仮想通貨初心者の方々は、LIBRAの買い方はもちろん、そもそもLIBRAはおすすめの投資対象なのかがわからない方が多いはず。

そこで本記事では、LIBRAの具体的な買い方・購入方法から、信頼できる取引所の選び方、さらには購入時の注意点まで、初心者の方でもわかりやすく解説していきます。LIBRAの危険性を避けながら堅実に仮想通貨に投資する方法も解説するため、ぜひ最後までお読みください。

LIBRAとは?

アルゼンチン国旗と仮想通貨

LIBRAとはアルゼンチンのスタートアップや中小企業を支援するために発行された新しい暗号資産(仮想通貨)です。

アルゼンチンのミームコインLIBRAとは

ミームコインLIBRAは、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が宣伝した仮想通貨プロジェクトです。このプロジェクトは、アルゼンチン経済の活性化と小規模ビジネスへの資金提供を目的としていました。

通貨名はLIBRA、ティッカーシンボルもLIBRAで、ソラナ(Solana)ブロックチェーンを採用しています。

発表直後、LIBRAの価格は急騰し、わずか1時間で時価総額が約45億ドルに達しました。しかし、その後数時間で価格が89%も暴落し、大規模な詐欺疑惑が浮上しました。

この結果、LIBRAは経済成長の促進ツールではなく、ドージコインなどに代表される「ミームコイン」として認識されるようになりました。

メタ(旧Facebook)が発行するLIBRAとの違い

LIBRAという名称は、かつてメタ(Meta、旧Facebook)が発行を計画していた仮想通貨リブラ(Libra、後にDiemに改名)と同じ名前であるため、混同されることがあります。しかし、アルゼンチンのLIBRAとメタのLIBRAは全く異なるプロジェクトです。

比較項目 アルゼンチンのLIBRA MetaのLIBRA
目的 国内の中小企業やスタートアップの支援 グローバルな金融包容を目指し、世界中の人々に低コストで効率的な決済手段を提供
ブロックチェーン ソラナブロックチェーン 独自のブロックチェーン(後にDiemに改名)
運営主体 開発チームや運営主体が不透明 複数の主要企業が出資するコンソーシアムによって運営予定
現状 価格の乱高下が激しく、投機的なミームコインとしての側面が強い 規制当局の懸念やプロジェクトの方向性の変更により終了
信頼性 信頼性に課題あり 大手企業の支援があった
目標市場 アルゼンチン経済 世界規模

仮想通貨LIBRAを推奨しない理由

仮想通貨LIBRA(リブラ)は、アルゼンチンの経済活性化を目的として登場しました。しかし、当サイトではLIBRAへの投資を推奨しておりません。その理由は、LIBRAには投資家にとって無視できない重大なリスクが存在するためです。

LIBRAを推奨しない理由の一つ目は、多大な損失リスクがあるからです。LIBRAは、2025年2月にハビエル・ミレイ大統領が発表した直後、一時的に仮想通貨価格が高騰。しかし、その熱狂は短期間で終わり、数時間後には価格が暴落するという異例の事態が発生しました。

また、それに伴い、プロジェクトの信頼性が低下している他、規制対象となるのではないかと懸念されています。LIBRAのような新しい仮想通貨がマネーロンダリングやテロ資金供与などの不正行為に利用されるリスクがあるためです。

このように、プロジェクトの透明性欠如と信頼性の失墜は、投資家にとって重大な懸念事項です。LIBRAを買う前に、これらの問題を慎重に検討する必要があります。

仮想通貨LIBRAの買い方・購入方法

以下では、仮想通貨LIBRAの買い方・購入方法を解説します。一般的なビットコインの購入方法とは少し異なります。

しかし、前述の通り、LIBRAの投資にはリスクが伴うため、参考としてご覧ください。

ステップ1:Best Walletアプリをダウンロードする

まずはLIBRA購入に必要となるUSDTを効率的に用意するために、Best Wallet Appをダウンロードしましょう。Best Walletでは、本人確認なしでアプリ内で購入が完結するため、日本のユーザーにもおすすめです。

Best Walletの公式サイトからアプリインストール画面に遷移したあと、メールアドレスからアカウントを作成してください。その後、セキュリティ設定をすれば、すぐにUSDTが購入可能です。

ステップ2:MEXCで口座を開設する

次に、仮想通貨取引所MEXCで口座を開設します。LIBRAは日本の仮想通貨取引所では取り扱いがないため、海外取引所であるMEXCを利用する必要があります。

  1. MEXCの公式サイトにアクセスする
  2. メールアドレスやパスワードを設定して登録を完了する
  3. 必要に応じて本人確認(KYC)を行う

口座開設が完了すれば、LIBRAを購入するための準備が整います。

ステップ3:USDTを入金する

MEXCの口座が開設できたら、LIBRA購入のための資金を入金します。MEXCでは日本円を直接入金することができないため、USDT(テザー)などの仮想通貨を準備し、MEXCに送金する必要があります。

  1. Best WalletでUSDTを購入する
  2. MEXCのUSDT入金アドレスを確認する
  3. Best WalletからMEXCのアドレス宛にUSDTを送金する

送金時には、ネットワークの選択を間違えないよう注意してください。特に、MEXCのUSDT入金アドレスを正確にコピー&ペーストすることが重要です。

ステップ4:LIBRAを購入する

USDTの入金が完了したら、いよいよLIBRAを購入します。MEXCの取引画面で、LIBRA/USDTの取引ペアを選択し、購入手続きを進めましょう。

  1. MEXCの取引画面でLIBRA/USDTを選択する
  2. 成行注文または指値注文を選択する
  3. 購入数量を入力し、注文を確定する

購入が完了すると、MEXCのウォレットにLIBRAが保管されます。

仮想通貨LIBRAは買うべき?

アルゼンチンと仮想通貨とブロックチェーン

結論として、現時点では仮想通貨LIBRAへの投資はおすすめできません。理由は、以下の通り。

  • LIBRAが極めて高い価格変動リスクを抱えていること
  • 政治的スキャンダルの影響を受けやすいこと
  • 規制や上場廃止の懸念があること

以下にその詳細を解説します。

ボラティリティ(価格変動)のリスクが高すぎる

仮想通貨LIBRAは価格変動が激しく、投資リスクが非常に高い仮想通貨です。発表直後に価格が急騰したものの、数時間で89%も暴落した事例があります。

この急激な変動は、LIBRAが投機的な「ミームコイン」として市場に認識されていること、そして開発チームによる大量の流動性引き出しが原因とされています。

価格の安定性が見込めないLIBRAは、投資対象として適切ではありません。特に、仮想通貨初心者がLIBRAを買う場合、リスクを十分に理解する必要があります。

政治的スキャンダルの影響を受ける

LIBRAは政治的なスキャンダルの影響を受けやすく、不確実性が高い仮想通貨です。アルゼンチンのミレイ大統領がLIBRAの発表に関与したものの、価格暴落後に関与を否定し、政治的な攻撃だと主張しています。このような状況がLIBRAの信頼性を損なっています。

また、LIBRAトークンの急落後、ラグプルなど疑いが浮上し、調査機関が調査を開始しました。Nansenの分析によると、トークン取引者の86%が損失を記録し、一部のインサイダーのみが利益を得ている状況が示されています。

政治的な不確実性やスキャンダルは、LIBRAの価格に大きな影響を与えます。そのため、LIBRAを購入する際には、こうしたリスクを十分に考慮する必要があります。

規制や上場廃止などの懸念がある

LIBRAは規制や上場廃止のリスクがあり、長期的な投資対象として不向きです。仮想通貨に対する規制は世界的に強化される傾向にあり、LIBRAがマネーロンダリング防止(AML)やテロ資金供与対策(CFT)などの規制要件を満たせるかは不透明です。

例えば、FATF(金融活動作業部会)の勧告や欧州連合の第5次マネーロンダリング指令(5MLD)など、国際的な規制が強化されています。これらの基準に対応できない場合、LIBRAは取引所での上場廃止や取引制限のリスクが高まります。

規制の不確実性や上場廃止の可能性は、LIBRAの流動性を低下させ、投資資金の回収を困難にするリスクを高めます。LIBRAの将来性はあまり明るくないことを理解しておきましょう。

LIBRAの代わりに有望な最新仮想通貨を見つける方法

仮想通貨LIBRAは、アルゼンチンで注目を集めましたが、価格の暴落や詐欺疑惑などのリスクが指摘されています。そのため、LIBRAへの投資を検討する際は慎重さが求められます。

一方で、仮想通貨市場にはLIBRA以外にも将来性のある有望な最新仮想通貨が数多く存在します。ここでは、LIBRAの代わりに有望な仮想通貨を見つける方法を紹介します。仮想通貨投資で利益を狙いたい方は、ぜひ参考にしてください。

①:Best Walletアプリをインストールする

Best Walletをダウンロードする

有望な仮想通貨を見つけるには、正確で迅速な情報収集が重要です。そのために役立つのが「Best Wallet」アプリです。このアプリをインストールすることで、新しい仮想通貨の情報を効率的に収集できます。

Best Walletは、多機能ウォレットとして知られており、特に「Upcoming Tokens」というセクションが注目されています。

Best Walletアプリは無料でダウンロードできます。まずはインストールして、情報収集を始めましょう。

②:「Upcoming Tokens」をチェックする

Best Walletの「Upcoming Token」

Best Walletアプリをインストールしたら、「Upcoming Tokens」セクションを活用しましょう。ここのセクションでは、ICO(Initial Coin Offering)や仮想通貨プレセール(Pre-Sale)など、まだ一般公開されていない仮想通貨プロジェクトの情報を確認できます。

「Upcoming Tokens」では、以下のような情報が提供されています。

  • プロジェクトの概要
  • トークンセールの日程
  • トークノミクス(トークンの経済モデル)
  • ロードマップ(開発計画)
  • チームメンバー

特に、トークノミクスとロードマップは重要なポイントです。トークノミクスを確認することで、トークンの需要と供給のバランスや長期的な価値上昇の可能性を判断できます。

また、ロードマップを確認することで、プロジェクトの実現可能性や将来性を見極めることができます。

③:先行セールに参加する

Solaxy(SOLX)公式サイト

「Upcoming Tokens」でSolaxyなどの有望な仮想通貨プロジェクトを見つけたら、先行セールへの参加を検討しましょう。仮想通貨プレセールとは、仮想通貨プロジェクトが初期段階でトークンを販売するイベントです。この段階で購入することで、一般公開前に割安な価格でトークンを手に入れることが可能です。

先行セールで購入したトークンは、上場後に価格が急騰する可能性があります。そのため、先行セールは大きな利益を狙えるチャンスといえます。

先行セールに参加する際は、プロジェクトの情報を十分に分析し、リスクを理解した上で投資を行いましょう。また、投資額は失っても問題のない範囲に抑えることが重要です。

まとめ

アルゼンチン発のミームコイン「LIBRA」の買い方・購入方法について、主要な取引所での取り扱い状況や具体的な購入手順を詳しく解説しました。LIBRAは、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が推奨したことで注目を集めた仮想通貨です。しかし、LIBRAはミレイ大統領の宣伝後に急騰し、その後急落した経緯があり、多くの投資家が損失を被った事例も報告されています。

2025年の仮想通貨バブル市場は価格変動が大きく、リスクを伴う投資であることを忘れないようにしましょう。 まずは少額から取引を始め、徐々に理解を深めながら投資を進めていくことをお勧めします。また、実用性の高いイーサリアムやパイネットワークを購入するなど、分散投資もよい選択肢でしょう。

LIBRAのような価格変動が大きすぎるプロジェクトは避け、Best Walletを使ってこれから伸びる可能性の高い信頼性のあるプロジェクトに投資してみてはいかがでしょうか。

参考情報

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