PS2の名作「ICO」の20周年を記念したサントラが本日12月6日より配信開始！ –

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、プレイステーション 2用アドベンチャー「ICO」の発売20周年を記念したサウンドトラック「ICO -Perfect Music Files-」を本日12月6日より配信を開始した。

　本作品は、パズル的要素を盛り込んだゲームシステムや、美しいビジュアル、切なく繊細なストーリーで国内外から高い評価を受け、のちにPS3にてHDリマスター化したPS2用ソフトウェア「ICO」の発売20周年を記念したサウンドトラック。既に発売済みのサウンドトラックミニアルバム「ICO -霧の中の旋律-」に収録されていた楽曲にリマスタリングを施し再収録、さらに「ICO -霧の中の旋律-」に収録されなかったゲーム内音源すべてをリマスタリングし、初音源化した。また、従来の「ICO -霧の中の旋律-」や、ゲーム内ミュージックファイルで聴いていたものよりもクオリティの高い「ハイレゾ音源」でも配信され、より高い音質で「ICO」の楽曲を聴くことができる。

　そして、サウンドトラックミニアルバム「ICO -霧の中の旋律-」も2021 Remaster盤として本日より配信を開始した。なお、本日配信された2作品は、PS4やPS5に対応している音楽ストリーミングサービス「Spotify」や、10月28日にPS5に対応した「Apple Music」などでも配信され、ゲームをしながら、「ICO」のサウンドトラックを聴くことができる。

作曲家大島ミチル氏のコメント

　『ICO』20周年おめでとうございます。
　私にとっても大事な作品であり愛すべき作品の『ICO』の音楽が、こうやって完全版として懐かしいだけではなく新しいサウンドとして聴いて頂けることを心から嬉しく思っています。今回メインテーマ曲である“ICO -You were there-”および“Castle in the Mist”のre-recording versionもボーナストラックとして入っています。
　20年前に歌ってくれたスティーブン君は今や合唱団の指導者として活躍しています。時代を越えて歌い継がれ、愛されているこの作品をどうぞ楽しんでください。

ゲームデザイナー上田文人氏のコメント（株式会社ジェン・デザイン）

　どこの場所でもどの時代でもない、既存の“ゲーム音楽”からは大きく逸脱したい、そんな楽曲をお願いしました。しかも楽曲をお願いした時はゲームとしてはまだまだきちんと動いていないという…。そんな初ディレクションの無謀であやふやな要求に大島さんは見事に応えてくださいました。
　『ICO』は大島さんの楽曲によって唯一無二な存在になったのでは無いかと思います。

□「ICO -Perfect Music Files-」の配信先はこちら

□「ICO -霧の中の旋律- （2021 Remaster）」の配信先はこちら

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