フランスのMagic Design Studiosが開発する『Have a Nice Death』が現地時間2022年3月8日に、Steamにて早期アクセスでリリースされる。早期アクセス海外版の価格は14.99ドルだが、正式版では価格が上がることが示唆されている。
Steamのストアページでは、日本語対応のチェックマークが確認できた。下記の公式ツイートによると、具体的な日にちは不明なものの、家庭用ゲーム機版も後日配信されるそうだ。また、IGN USのYouTubeチャンネルでは本作の序盤15分のゲームプレイ動画が公開されている。
🎉 It’s official – #HaveaNiceDeath enters Steam Early Access on March 8th!
Experience fast-paced hack’n’scythe combat, the cute but deadly characters, and a unique take on death & office life. Launching later on Valve’s Steam Deck and consoles.
Wishlist: https://t.co/nBoZeTEzUL pic.twitter.com/m5km2zJ05Y
— Have a Nice Death (@JoinDeathInc) January 18, 2022
『Have a Nice Death』は死神を主人公とする、2Dローグライクアクション。死んだら終わりのローグライクに、ブラック企業の死神CEOが主人公といったユニークなストーリー設定を盛り込んだゲームである。手描きの2Dアートスタイルや、スピード感のあるアクション、多数の武器やスペル、アップグレードなども魅力になりそうなゲームだ。
本作の主人公は死神で、その名は「Death」という。主人公はDeath Inc.と呼ばれる会社のCEOである。だが、彼の部下がCEOの休暇計画を狂わせてしまったらしい。プレイヤーは死神Deathを操作し、会社の経営権を取り戻すため、そして誰が会社のボスなのかを示すために戦うのだ。
ゲーム的には、舞台となるDeath Inc.は自動生成ダンジョンとなっている。アクションはジャンプやダッシュといったオーソドックスなものがプレイ動画では確認できた。攻撃はコンボアクションになっているようで、押すボタンによって武器を使い分けつつコンボを放っていける模様。武器はストアページによると、30種類以上あるらしい。ゲージを使って放つ、アルティメットアビリティのようなものも動画には出ていた。
動画やストアページを見るかぎり、本作は高難易度のソウルライクというよりは、敵を次々に始末していくハックアンドスラッシュタイプのコンボアクションといった感じのゲームプレイになっていそうだ。また、死神なので本当に死ぬことはないということで、やられてしまった場合でも次の回でアイテムやアップグレードを引き継げるようである。何回も何回もやられつつ、すこしずつ強くなっていくゲームになっているだろう。
著者: “重田雄一 — [source_domain] ”